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「試す人になれ」
『これは、本田宗一郎氏(HONDAの創業者)が母校、静岡県天竜市光明小学校の創立百周年を記念して贈った言葉です。
本田宗一郎氏の母校は、むかし、山東尋常小学校といいました。久しぶりふるさとの小学校を訪れた本田宗一郎氏は、つぎのようなメッセージを贈ったのです。
「古くからの言い伝えに、『見たり、聞いたり、試したり』という言葉があるが、私は、この中で一番大切なことは試してみることだとだと思います。
最近のようにラジオ、テレビ、などが発達していると、見たり、聞いたりすることは非常に多いが、実際に試してみる人は少ないように思われます。ことに実行には失敗がつきものです。失敗したら、なんで失敗したか、その原因をよく確かめること、つまり反省してみることが大切です。
ふたたび。同じ原因の失敗をくり返すようでは、正しい反省をしていない証拠であり、また成功に通ずることもありません。
皆さんは、失敗をおそれず、勇気を出して試す人になって下さい。』
この文章は、私がとても親しくしている児童文学作家の那須田稔先生がお書きになっった本田宗一郎物語~空とぶオートバイ~の本のあとがきに書かれています。
この本を子どもの頃にお読みになった方いらっしゃるのではありませんか?
この本は、磐田婚活サロン縁の縁ルームの本棚に置いてあります。
お読みになりたい人は、遠慮なくいらしてくださいね。
本田宗一郎さんは、1906年明治39年に磐田郡光明村(現浜松市天竜区光明)で生まれました。
那須田稔先生がお書きになったこの本は国外にも翻訳され出版されました。初版は1985年いまからちょうど30年ほど前になります。そして、那須田先生のもとに日本でモンゴル語を教えているモンゴル人の方から~空とぶオートバイ~を読んで感動しぜひモンゴル語訳で出版させてほしいと依頼が入ったそうです。
モンゴルは、皆さんご存知のように草原の国です。遊牧民が多い国としても有名です。そのモンゴルの方が熱望されたのには祖国の子どもたちを思う気持ちがあるからでした。あの悲惨な戦争を経験しても最後まで夢を諦めずチャレンジして世界のHONDAを作り上げた本田宗一郎という人の生き方をモンゴルの遊牧民の子どもたちにも教えてあげたい、貧しくても夢を持ち続け、努力をすれば本田宗一郎のような人間になれるのだと。
モンゴル語訳を出版した時がちょうど日本とモンゴルの国交樹立30周年記念だったそうです。その時に、日本とモンゴル全国の子どもたち(小中学生)を対象に読書感想コンクールを開催したそうです。(詳細は省きます)
それから10年経って2012年の国交樹立40周年に今度は静岡県内とモンゴルの小中学生を対象に読書感想コンクールを開催しました。主催は、静岡県子ども文化フォーラムで私はその理事になっているため表彰式のスタッフとして携わらせていただきました。
最近の子はと言いつつも、感想文を読ませていただくと純粋で素直な表現をする子どもたちが多く、時代を超えても刺激を受け、感動した子どもさんが多くいました。
モンゴルでも表彰式が行われ、その時受賞した子どもたち5人が日本の表彰式に出席するために来日しました。もちろん本田宗一郎の母校にも行き、文化交流をし言葉は通じなくても子どもはすぐに仲良くなったそうです。
モンゴルの子どもたちにとって日本は憧れの国なのだそうです。特に日本で活躍する大相撲横綱白鵬は、あこがれの人で受賞のご褒美に名古屋場所に招待され憧れの白鵬と対面できたのだそうです。場所中は絶対ない特例中の特例だったそうです。同行した那須田先生を紹介されたときに白鵬が「私も中学生の時にこの本を読み、自分もがんばろうと思った」と聞きびっくりしたと同時に嬉しかったっておっしゃっていました。
「試す人になれ」
あなたも試す人に是非(^^)/
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